歯周組織再生剤「リグリス」の製品情報サイトが開設されました。

リグロスは、組み替え型ヒトbFGF(塩基性繊維芽細胞増殖因子)を有効成分とする歯周組織再生医薬品です。科研製薬株式会社から販売されます。

今まで一般の歯科医院では購入する事が出来なかったのですが、この製品情報サイト内にある「リグロスe-learning」の受講をする事で、購入可能となるようです。

リグロスは歯周外科の一つである、歯肉剥離掻爬手術時に歯槽骨の欠損部に塗布する事で歯槽骨の増加が認められるなど、歯周組織の再生に対する有効性・安全性が確認されています。

昨年の11月18日に薬価基準に収載され、12月に販売されています。ただし購入したくても購入できない状況が続いていました。やっと私たちも買えるようになったという事です。ただし、すぐにe-learningができるかというと、そうではなく、まず登録して、パスワードが郵送で送られてくるのをしばらく待たないといけないようです。

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早く購入したいのですがね(笑)。患者さんにとって少しでも歯周組織の再生療法が保険治療でできるのは朗報です。今までは保険外の薬剤を使用しないとできない治療でした。早くこの薬を患者さんに提供できるようにしたいと思います。

その時になったら、また報告をいたしますね。

 

長崎県諫早市多良見町中里129−14

 医療夫人 夢昂会 ふじた歯科   藤田浩一

歯周組織再生材 リグロス 販売

重度歯周病の患者さんに朗報です。歯周組織再生材「リグロス」が販売されるようです。「リグロス」は「エムドゲイン」と同様の広義での歯周組織再生医薬品です。成分や作用機序などが違うのですが臨床的には歯周外科時に使用して骨再生を目的とします。ふじた歯科では歯周病治療の一環として歯周外科を採用しておりますので、なるべく早く使用できるような体制にしていきたいと考えております。

(株)科研製薬が昨年の9月に製造販売承認を取得したようですが、現在のところ、大学病院などから使用を開始して一般開業医が使用できるのはまだ先のようです。もうしばらくお待ちくださいね。

以下、リグロスに関しての情報を記載します。

 

歯周組織再生剤「リグロス®歯科用液キット 600μg/1200μg」の 国内製造販売承認取得について

科研製薬株式会社(本社:東京都文京区、社長:大沼 哲夫、以下「科研製薬」)は、歯周組 織再生剤「リグロス®歯科用液キット 600μg/1200μg[一般名:トラフェルミン(遺伝子組換 え)、以下「リグロス®]について、本日、「歯周炎による歯槽骨の欠損」の効能・効果で製 造販売承認を取得しましたのでお知らせいたします。

「リグロス®」は組換え型ヒト bFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)1を有効成分とする世界 初の歯周組織再生医薬品です。

歯周炎は主に歯と歯ぐきの間に付着したプラークや歯石によって生じる慢性炎症疾患で、炎症 の進行とともに歯を支えている歯槽骨などの歯周組織が徐々に破壊され、これを放置すると最終 的には抜歯に至ることがあります。進行した歯周炎では、歯周組織の破壊を阻止するために「フ ラップ手術※2」と呼ばれる外科手術が実施されることがあります。

科研製薬では、約 1,000 名のフラップ手術を施行する歯周炎患者を対象とした複数の臨床試験 を日本国内で実施しました。その結果、手術時に「リグロス®」を歯槽骨欠損部に塗布すること で、歯槽骨の増加など歯周組織再生に対する有効性・安全性が確認され、2015 10 月に製造販 売承認申請を行っておりました。

当社は、歯周組織再生剤という新たな治療選択肢を提供することで、より多くの患者さんのク オリティ・オブ・ライフの向上に貢献できるものと期待しております。

なお、2017 3 月期連結業績予想につきましては、現時点では修正いたしませんが、今後の 状況により適時適切に開示いたします。

以上

参考資料

1 bFGF(basic fibroblast growth factor; 塩基性線維芽細胞成長因子) 生体内に存在し、細胞の増殖や分化の調節を行っているタンパク質の一種です。皮膚、血管、 骨、軟骨といった様々な組織の形成に強く関与している細胞成長因子の 1 つであり、種々の細胞

の増殖作用及び血管新生作用をもつことから、再生医療の分野で期待されているものの 1 つです。 「リグロス®」の有効成分であるトラフェルミン(遺伝子組換え)は、遺伝子組換え技術によ り製造したヒト bFGF であり、2001 6 月に褥瘡・皮膚潰瘍治療剤「フィブラスト®スプレー」

として科研製薬より発売されています。

2 フラップ手術(歯肉剥離掻爬(そうは)手術) 歯周炎の病態が進んだときに行う外科的治療法の 1 つです。メスで歯肉(歯ぐき)を切開する

ことにより、歯肉を歯槽骨から剥離し、歯根および歯槽骨を露出させます。露出後、プラークや 歯石、及び炎症によりダメージを受けた歯肉などの組織を取り除いたのちに、剥離した歯肉を元 の状態に戻し縫合します。

【承認内容の概要】○販売名:リグロス®歯科用液キット 600μg、歯科用液キット 1200μg ○一般名:トラフェルミン(遺伝子組換え)○効能・効果

 歯周炎による歯槽骨の欠損

  <効能・効果に関連する使用上の注意>

1. 本剤は、歯周ポケットの深さが 4 mm以上、骨欠損の深さが 3 mm以上の垂直性骨欠損が ある場合に使用すること。

2. 本剤は、インプラント治療に関する有効性及び安全性は確立していない。 ○用法・用量

 歯肉剥離掻爬手術時に歯槽骨欠損部を満たす量を塗布する。

  <用法・用量に関連する使用上の注意>

   本剤の使用にあたっては[臨床成績]の項を参照し適切な量を用いること。

 

  

歯周病治療と高濃度ビタミンC点滴療法

歯周病とと高濃度ビタミンC点滴療法

 

ふじた歯科ではインプラント治療や歯周病治療において、高濃度ビタミンC点滴療法を取り入れ、患者様に良好な評価を得ています。

 

 

下の写真は私が高濃度ビタミンC点滴を受けているところです。

マイラン社製注射用ビタミンC製剤(冷蔵コンテナでアイルランドから輸入したものです)

 

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歯科治療と点滴療法というと不思議に思われるかも知れません。これからその関係と効果について書いて行きたいと思います・

 

最初に高濃度ビタミンC点滴療法ですが、歯科における効果・効能は以下のようなものがあります。

  • インプラント治療などの外科治療後の治癒を促進する
  • 歯周病予防・歯周病治療の一環として使用
  • 歯肉粘膜組織の強化
  • 歯肉やお口の周りの抗酸化、コラーゲン生成
  • 美肌・美白効果
  • 疲労回復・免疫力の向上
  • 風邪予防
  • ガン予防
  • 全身のエイジングケア(アンチエイジング)

 

そもそも高濃度ビタミンC点滴療法は、2度ノーベル賞を受賞したライナス・ポーリング博士が「副作用が無く、ガン治療に有効である」と発表したことに始まります。ガン治療だけでなく、濃度によって、健康増進、疲労回復、ガン予防などに効果があるといわれています。

 

ところでビタミンCってご存知ですよね。すぐにレモンを思い浮かべることと思います。清涼飲料水のCMで「レモン○○個分のビタミンCが入ってます」というフレーズが良く使われます。レモン1個にどのくらいのビタミンCが入っているのでしょうか?

実は レモン果実1個当たり「20mg」入っているのです。

 

高濃度ビタミンC点滴療法は高容量のビタミンC(12.5〜100g)先ほどレモン1個当たり20mgですから625個〜5000個分を静脈から点滴していきます。

なぜ点滴?服用ではだめなの?と疑問に思われると思います。健康食品やサプリメントでいっぱい存在しますからね。でも経口摂取ではほとんどが吸収されず体外に排出されてしまうのです。それなら効くものも効きません。点滴なら直接血管内にいきわたり各細胞に行きわたり、効果がすぐに現れるのです。

 

現代人は黙っていても多くのストレスに直面します。老化の原因である活性酸素は様々な要因で増えてきます。ビタミンCは活性酸素を除去するために効果的です。喫煙、飲酒、睡眠不足、精神的ストレス、不規則な食生活で活性酸素は増えていきます。先ほど書きましたが活性酸素は老化の原因になるだけでなく、ガンの原因にもなるといわれます。ですから世界的にガン治療に高濃度ビタミンCが使用されていますし、定期的な点滴でガン予防にもなるといわれています。

 

高濃度ビタミンC点滴治療をご希望の方は ふじた歯科までご連絡ください

 

 →歯科:インターネット予約はこちら

 →歯科:諌早で歯周病治療に関するメール相談はこちら

 →歯科:電話予約は 0957−43−2212

 

               長崎で歯周病に取り組むふじた歯科

最新歯周病治療 光殺菌治療

歯周病 最新治療  光殺菌治療

 

長崎県諫早市のふじた歯科では、歯周病治療を主に、根管治療でも使用できる最新治療である光殺菌治療を導入しました。

光殺菌治療は医科領域では、ずいぶん前から肺・食道・胃・子宮頚部などの早期がんに対して使用されていたようです。不覚にも私はつい最近まで知りませんでした。

その治療法とは、感染した部位、また罹患した部位に光感受性物質を注入し、光やレーザーを照射することにより活性酸素を出し、ガン細胞などを消滅させるという治療法です。

 

この治療法が優れているのは、薬と違って耐性菌などを作らないので、非常に体にやさしい、安全な治療法ということです。医科では、がんの部位によってもステージによっても違いはありますが、保険でも導入されているし、その導入範囲が広がる気配があるそうです。

私たちの歯科領域では、光感受性ジェルを歯周病や、根管内に使用し、その原因である細菌に浸透させて光で殺菌するという画期的な治療法として最近広まりを見せております。

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但し、歯科領域では保険に導入されておらず、保険外の自費治療ということになります。

ただ、この治療法は様々な事例に対して有効で、今後の可能性は非常に大きいと思っております。

ちなみに、この光殺菌治療の特徴を以下に記します

 

1、          光感受性のジェル(トルイジンブルー、メチレンブルー)が細菌の細胞膜や細胞壁に浸透し、特定の波長の光が照射されると、ジェルがエネルギーを受け取り、活性酸素を大量に発生し、この活性酸素が細菌の細胞壁、細胞膜を破壊し殺菌します

2、          抗生物質などを使用していないので、耐性菌を作らない

3、      この治療法は患部に光感受性ジェルを注入し、光照射を行うだけで治療中に痛みを伴いません

4、      副作用がないので繰り返し、繰り返し治療できる

詳しくは、このホームページが優れておりますので、ぜひご覧ください。

http://www.light-laser.net/treatment/lad/

 

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長崎で歯周病に取り組むふじた歯科

  

CGFを利用した再生療法

 CGF治療 

 ふじた歯科では、インプラント、歯周外科、口腔外科治療などの手術の際、骨や歯周組織の再生療法を実施しております。骨や歯茎などが足りない場所に最先端の技術を使用しております。その中でも今現在、最も期待されているのがCGFです。

CGFは従来のPRPにかわる次世代の血小板濃縮フィブリン製剤として、歯科分野や再生医療分野など多くの分野での応用が期待されております。CGFは患者さんご自身の血液を専用の遠心分離機にかけることで抽出されます。添加物を一切用いない完全自己血液由来の血小板や成長因子を多く含んだフィブリンゲルです。

手術前に患者さんの血液を採取し、CGF(concentrated growth factors)を作ります。このフィブリンゲルは、他の骨補填剤と違って、何より完全自己血液なので感染症についても安心度が高い治療法なのです。

手術の創傷治癒効果を促進させたり、人工の骨補填材のかわりに使用したり、人工のメンブレン(骨を増やすための膜)のかわりに使用したりし、骨を同時に増やすインプラント治療を行っております。

 

 

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FGF-2法

FGF-2法って何?

これはまだ認可を受けてない方法ですが、もうじき臨床応用ができると期待されている方法です。実際はまだ当院で患者様に施術することはできませんから、それをふまえて読んでください。

前述したGTR法、エムドゲインは一定の成果をあげています。それ以外に、サイトカインを局所投与することにより歯根膜細胞を活性化し、歯周組織再生を積極的に促進させる方法がもうじき臨床で使えるかもしれません。


実際、アメリカでは、血小板由来増殖因子のサイトカインとB-TCP(吸収性ハイドロキシアパタイト)を併用する方法が臨床応用されています。

日本でも、大阪大学でサイトカイン療法として、FGF-2という塩基性繊維芽細胞増殖因子を歯周外科の時に骨の欠損部分に局所投与して、歯周組織の再生を人為的に誘導、促進する方法が臨床研究されています。

FGF-2は耳慣れない言葉ですが、強力な血管新生作用と間葉系組織の増殖能を持った塩基性繊維芽細胞増殖因子です。

本当に、このような再生療法が身近に、気軽に使えるようになると、歯周病治療も一気に変わり、本来なら治救えない歯も救えるようになると思います。

 

研究の進歩を期待しています。


 

GTR法−歯周組織再生誘導法

   GTR法−歯周組織再生誘導法とは?

長崎 諫早 ふじた歯科 GTR法−歯周組織再生誘導法この20年間で歯周病治療に新しく導入された方法に、GTR法があります。
平成20年度の保険改定でやっと保険導入されました。これはGuided Tissue Regeneration法の略で、日本語では歯周組織再生誘導法または歯周組織再生療法と呼ばれるもの。この方法は、歯周病で失われてしまった歯の周りの骨(歯槽骨)や歯肉などの組織を元に戻すために、手術をおこなう際に遮断膜を応用します。歯と歯肉の間に膜(メンブレン)をはさんで隙間をつくり、そこに新しい組織=歯槽骨や歯根膜、セメント質の再生を誘導する方法です。

残っている歯根膜の中の細胞がその隙間にやってきて大活躍し、数ヶ月から一、二年ほどかけて新しい歯周組織をつくり上げていきます。しかしこの方法は、それをおこなおうとする場所の条件が整っているかどうかをきちんと見極める必用があります。この治療法に適応する症状をきちんと選ばないと、失敗する可能性が高くなるからです。適応となる症状は、一般的には中等度に進行している場合です。重度に進行してしまった場所におこなうことはできません。

 そういう意味でGTR法は、手遅れの部位を救うというより、他の治療でも治る可能性のある場所をさらにより良い姿に治していくためのものであると考えたほうがよいでしょう。

 

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エムドゲイン−新しいコンセプトの歯周組織再生

     エムドゲイン−新しいコンセプトの歯周組織再生誘導薬


長崎 諫早 ふじた歯科 エムドゲイン数年前から、日本でも新しい歯周組織の再生誘導薬としてエムドゲインと呼ばれる材料が使用されるようになりました。これは、GTR法のような膜ではなく、どろどろとした液体状で、歯周病の手術の際に歯の表面に塗ることで歯周組織を再生させる仕組みになっています。

新しい組織をつくり上げる期間は、膜を使う場合と同じく数ヶ月から一、二年程度。材料は、ブタの歯の基になる部分から抽出したエナメルマトリックスタンパク質(歯が生えてくる際に歯の形をつくるために使われる)が主成分で、歯周病によって失われた歯根膜やセメント質、歯槽骨を再建できることがわかっています。歯と歯肉の間に遮断膜を張るためのテクニックは必用ないのです。

しかし、この方法も膜を使う場合と同じく、どのような場合でも適用できるわけではありません。

成功しやすい状態であるかどうか、すなわち、適応症であるかどうかを歯科医師にしっかり見極めてもらうことが大切です。このエムドゲインや前項でお話したGTR法も、救済不可能な状態を元に戻すための魔法の治療法ではないのです。しかし、このような塗るだけの方法は適応症を選べば手術としてはそれほど難しくないため、今後も組織の再生能力をもつ他の成長因子などの材料を利用した方法が出てくると思われます。


 

 

ドラッグ・デリバリー・システム

    長時間、薬が効き続ける−ドラッグ・デリバリー・システム


長崎 諫早 ふじた歯科 ドラッグ・デリバリー・システム歯周病は歯周病菌の感染で起こるものですから、薬によってそれを撃退しようという考え方もあります。

薬の作用の仕方は、たとえば飲み薬では、口から飲んだ薬が消化管で吸収され血液に溶けて患部へ到達し、そこで効果を発揮します。これでは悪いところへ届くまでに薬の濃度が低くなって効果が薄れたりするので、直接病気の場所へ薬を到達させかつ高い濃度で長時間、薬を作用させる工夫が開発されました。

この方法は、ローカル・ドラッグ・デリバリーシステム(LDDS=局所薬物送達療法)と呼ばれます。たとえば、痔の坐薬、ある種の癌の治療薬などもこのシステムの一つといえるでしょう。

 歯周病に対しては、歯周ポケットの中に抗生物質の一種である塩酸ミノサイクリンのペーストを注入します。これは水に触れるとゼリー状になってすぐには溶けず、しかもポケットの中から流れ出しにくく、ゆっくりと抗生物質を放出していきます(徐放能)。歯周ポケットの中にだいたい1週間ぐらい残っていて、その間、高い薬の濃度を維持できるのが特徴です。これを使えば病原菌を撃退し炎症を弱めることはできますが、歯の表面に硬く付着している歯石をなくすことはできません。ですから、歯石対策としてはまた別に、スケーラーなどできれいにする必要があります。つまり薬物による治療法は、完全に病気を治すというより、炎症を軽減させるための補助的なものなのです。

 

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