ドラッグ・デリバリー・システム

    長時間、薬が効き続ける−ドラッグ・デリバリー・システム


長崎 諫早 ふじた歯科 ドラッグ・デリバリー・システム歯周病は歯周病菌の感染で起こるものですから、薬によってそれを撃退しようという考え方もあります。

薬の作用の仕方は、たとえば飲み薬では、口から飲んだ薬が消化管で吸収され血液に溶けて患部へ到達し、そこで効果を発揮します。これでは悪いところへ届くまでに薬の濃度が低くなって効果が薄れたりするので、直接病気の場所へ薬を到達させかつ高い濃度で長時間、薬を作用させる工夫が開発されました。

この方法は、ローカル・ドラッグ・デリバリーシステム(LDDS=局所薬物送達療法)と呼ばれます。たとえば、痔の坐薬、ある種の癌の治療薬などもこのシステムの一つといえるでしょう。

 歯周病に対しては、歯周ポケットの中に抗生物質の一種である塩酸ミノサイクリンのペーストを注入します。これは水に触れるとゼリー状になってすぐには溶けず、しかもポケットの中から流れ出しにくく、ゆっくりと抗生物質を放出していきます(徐放能)。歯周ポケットの中にだいたい1週間ぐらい残っていて、その間、高い薬の濃度を維持できるのが特徴です。これを使えば病原菌を撃退し炎症を弱めることはできますが、歯の表面に硬く付着している歯石をなくすことはできません。ですから、歯石対策としてはまた別に、スケーラーなどできれいにする必要があります。つまり薬物による治療法は、完全に病気を治すというより、炎症を軽減させるための補助的なものなのです。

 

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